知識産業企業での実績(一部)

MKAのコンサルティングに関する知見は、コンサルタント育成教育に有効に活用されています。

また大学や研究機関にも、MKAの未来予測のち県は活用いただいています。

 

外資戦略系コンサルA社 (PG#3:経営人材育成)

  • 新入社員約5名を対象に、ある企業の経営課題分析から経営提案まで行う「課題解決ワークアウト」を実施し、顧客経営者役となったパートナーに対して課題解決提案
    参加者は、実地調査やペルソナへのインタビューまで含む一週間の濃密なワークアウトを通じ、一人前のコンサルタントとして大きく成長

 

外資会計系コンサルB社 (PG#3:経営人材育成)

  • アナリストからコンサルタントへのスキル転換を目的に、中堅社員約30名を対象に、ケーススタディを活用した「戦略策定研修」を複数回実施

 

外資会計系コンサルC社 (PG#3:経営人材育成)

  • アナリストからコンサルタントへのスキル転換を目的に、中堅社員約20名を対象に「課題解決研修」を複数回実施

 

日系最大手コンサルD社 (PG#3:経営人材育成)

  • 約20名の選抜課長を対象に、約半年の「ビジョン検討&実現プログラム」を通じ、自部門の将来像を描きその実現戦略を検討いただき、社長に答申した。このワークアウトを通じて、参加者はITコンサルタントから戦略も語れるコンサルタントとして大きく成長し、内2割ほどが即座に部長として昇進を果たした
  • またD社では、このプログラム参加者の部門を対象に、部門長以下約15名が参加した「戦略ビジョン実現ワークアウト」を複数回実施し、自らの事業を成長

 

 

名古屋大学 (PG#2:未来創造)

  • 名古屋大学のイノベーションセンターにて、大学の研究者約20名を対象に「未来予測&未来創造」の1日ワークショップを担当

 

産業総合研究所 (PG#2:新事業開発)

  • 産総研の「イノベーションスクール」にて、産総研の研究者を毎年約50名を対象に 「新規事業検討」の1日ワークショプを複数回担当

 

 

ケーススタディ(1事例)

ケース1) 産総研「イノベーションスクール」 ~PG#2:新事業開発~

つくば市にある日本を代表する研究機関である「産業技術総合研究所」は、研究成果を事業に繋げる「イノベーションスクール」を毎年開催しています。

私はそのスクールの一環として、イノベーションの講義と、研究成果の事業化アイデアの評価を、担当しました。
参加者は、ほぼ全員が博士号を持つ研究者。丸1日のプログラムで、午前が講義、午後が各自のアイデアの評価(チーム代表を設定)という形で進めました。

参加者の満足度は非常に高かく、以下のようなコメントを多数いただきました。(ごく一部を紹介)

  • 本講義の中で、ペルソナという考え方を初めて聞いて、ペルソナを具体化するとアイデアが次から次に出てきて、今までにないおもしろさを感じることができました。自分たちの専門技術も曖昧な私たちでさえ、ペルソナを描くと、事業コンセプトの設計を行うことができました。もちろん、実際に企業で行われている事業コンセプトの設計よりも遥かに現実離れしていましたが、個々人で異なる意見がいつもより多く出ているように感じました。

    そして、演習後に河瀬さんが、これがコネクティングドットですというお話をされたとき、自然と自分たちがコネクティングドットしていたことに驚きを感じました。実際、テーマを絞った後、他の人の研究テーマと組み合わせられないかといった議論がグループ内で起こりました。
     

  • 私はこれまで新しい・革新的な技術を開発しさえすれば、製品としてのイノベーションもそこから自然に発生するのではないかと考えていました。しかし今回の講義において、技術のみではイノベーションは生み出せない事が良く分かったと思います。マーケティング的な視点について今後、もっと積極的に学んでいく必要が有ると感じました。新規事業化についての演習では私たちの班は体温発電によるスポーツ用メガネを提案しましたが、これは私にとっては実際に「楽しい」と思える製品になったので、その事は非常に良かったと思います。またペルソナの特定やユースケースの想定に関しては、私は当初は、皆教育的背景の近い同年代の研究者なので自分と同じような意見ばかりが出るだろうと考えたのですが、実際に議論を行った結果では、予想外に自分の想定した用途とは異なる意見が多く出され、認識を新たにしました。この事からは、事業コンセプトの設計の際にいかに多くの視点からの意見が必要であるかを、学ぶ事が出来たと考えています。
     

  • 河瀬氏の、正解を押し付けるのではなく「何が正しいかなんて誰にも分からない」というスタンスは、こちらの気持ちをとても楽にしてくれました。グループワークでも、穴だらけの事業コンセプトに苦言を呈すこともなく、各グループの良いところを拾い上げて終始和やかな雰囲気で終わる事ができました。自分たちの知識が追いついていない部分やロジックの詰めが甘い部分というのは、大勢の前で指摘されて恥をかかなくても、グループで作業をしていく中で自然と見えて来るものです。また、他のグループの発表を聞いていても、悪いところは目につきます。逆に、河瀬氏が挙げていったポジティブな面の方が、意外と自覚なくやっていたり、見過ごしていたりして、そういう視点もあるのだと面白く勉強になりました。
     

  • 演習では、チーム内の話し合いの結果、事業は外科技術教育用の装置となった。これは「現段階チームの各人が担当しているテーマ(認知心理・センサー・生命科学・化学)」「新規性」「お金になる」という条件からで、ペルソナははじめ「自分の卓越した外科技術を後輩に教えたいが、不可能で困っている天才外科医」であった。しかしいざ実際自分がペルソナであった場合、自分がこの装置にお金を払うかと考えるプロセスを経て、「卓越する外科技術の教育に困っている病院」の問題解決手段としての装置を提供するという発想に至り、お客にとっての価値とは、困っていることを解決することであるということを実感することが出来た。

  • お話が面白く、始終興味深く拝聴しました。(中略) 「ユースケースの想定」の演習は、普段気づかない点を洗い出すという点で非常に面白かったです。自分の研究を明確にイメージしているつもりでも実は現実とのギャップが大きい!といったことがわかりました。視野を広く持ち、相手(ユーザー)の立場に立つことの大切さを感じました。その上で、「やってみないとわからない」ことに挑戦していきたいと思います。

  • 演習では、自分がどれだけユーザーと乖離した視点から研究・技術を捉えていたのか認識でき、大変良い気づきとなりました。自身の研究ですらユーザー視点にたてなかったこと、改めて見つめ直したいです。

  • イノベーションに関する話を非常にわかりやすく説明してくださり(中略)。 最後に、現在研究している「ポータブル式の高速遺伝子検出装置」を発表しましたが、マーケティングの重要性に改めて気づきました。自分でニーズを考えるだけでなく、実際のユーザーの立場で必要なスペックを考える必要がわかりました。今後、想定されるユーザーにも話を伺い、社会で役に立つ開発を進めていきたいと思います。