未来予測 2)未来に向けた変革の3ステップ
未来予測から未来に向けた変革を志す「戦略転換」も、3ステップで考えることができます。
ただし、このステップを踏まずに、直接「未来創造プログラムや「新事業開発プログラム」に進むことも可能です。
STEP1:未来を直視する
未来が見えなければ、未来に向けた変革は不可能です。
未来を見るためには、ここで紹介するコンテンツを活用ください。
大切なことは「不都合な未来も直視する」ことです。
自分の仕事が、事業が、下手をすると産業ごと、なくなるかもしれません。
「なんとかなるだろう」と、楽観的に思うことは危険です。
しかし「危機」には、危険であると当時に、大きな機会も同時にやってきます。
自社がどのように、新しい機会を捕まえることができるか、まずは「妄想」してみます。
STEP2:未来のビジョンを構想する
未来を直視し、今の事業(金のなる木)がそのまま存続できるかどうか、冷静に考えましょう。
もしそれが「負け犬」領域に転落する可能性があるならば、未来の可能性の中から「スター」を見つけ、育てていく必要があります。
これは経営戦略の基本である、事業ポートフォリオ理論そのものです。
そして、デジタルの指数関数的変化は「いきなり来る」ので、未来に「予め備えておく」必要があるのです。未来の成長を、事業ポートフォリの中に埋め込んでおきましょう。
STEP3:リーダーとしてチャレンジを進める
未来を考え、計画を作っただけでは組織は変わりません。
いや、概して組織というのは、変わることに対して、頑強に抵抗するものです。
どの世界でも、未来が見えている人は少数派です。
未来を見てしまった人が、他のメンバーに伝え、ビジョンを共に描き、進んでいく。
これこそがリーダーシップです。
あなたの会社を動かしていくのは、ひとえにあなたのリーダーシップなのです。