経営人材育成 2)大企業での実施事例

事例(1)情報通信大手の経営チーム開発

大手情報通信企業のカンパニーにおいて、次世代の経営を担う事業部長クラスの人材を育成する目的で、私のプログラムを活用いただきました。

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プログラム名を「事業部長研修」というタイトルとし、参加者は全部で20名ほどで、下図に示すプログラムに沿って実施しました。

このプログラムは、パートナー企業であるピープル・フォーカス・コンサルティングから依頼を受けたもので、パートナー様が内容を記事として取り上げていただきました。

具体的な進め方のイメージや成果について、「記事紹介」をご覧ください。

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また、今プログラムは好評をいただき、3年連続で実施いたしました。

事例(2)プラント大手C社での経営チーム開発

C 社は、(プログラム実施の)3年前にグループ企業4社が合併して発足し、6事業部13事業本部の体制で運営されていました。
合併によりシナジー効果が期待されたものの、3年経っても組織と人の壁は当初の予想より厚いまま残ったままで、合併効果が極めて限定的でした。
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そのため、C社の経営陣は、
  • 総合力結集とシナジー効果の創出
  • 強靭な企業体質の確立
  • 企業価値の継続的向上
を目的に、次世代経営人材層(事業部長クラス25名)に対し、私の「経営チーム開発」プログラムを実施しました。
内容は、以下に示す通り、1泊2日の合宿研修3回を実施し、全社ビジョン、自部門戦略、シナジー領域を検討し、最後に社長にプレゼンするという構成です。
このプログラムの結果、
  • 新しい事業部門方針が採択され、複数のシナジー領域事業が実施に
  • 有機的に連携した次世代経営チームが出現

という成果が出ました。

この検討に基づいた戦略を推し進めた結果、この企業はグローバル展開において、確固たる位置を占めることができました。

 

また、このプログラムの最後に出席者からいただいた感想をいくつか紹介します。

 

①経営チームの出現に関連して
  • このような貴重な機会を与えていただいた会社幹部の方々と、タイムリーで的確なご指導をいただいた講師の河瀬氏、そして、本当は研修どころではない中で、何とか時間を割いて参加してくれた「24名の仲間たち」に、心から「ありがとう」とお礼を申し上げたい。そして、次回もその次も、次世代のリーダーたちが、この研修を通じて多くの仲間づくりをすることを期待します。
  • 「わが社は、知識・経験・コミュニケーション能力等いろいろな面で素晴らしい人たちの集まりであり、このメンバーと事業をやって失敗するはずがない。」という『勇気』をもらった。
  • 業務内容が違っても同じように、悩みながら、精一杯働いている仲間であり、話せば通じる人たちであることを統合後に初めて、実感できた。同じ会社のメンバーとしての一体感も感じられるようになったと思う
  • 他事業部参加者の人柄にも触れる事ができ、今後共に社業を発展させていくためのチームワークの礎が出来たと思う
  • 第3回目の合宿に中東での出張が重なってしまった。私は、是非ともこの研修でメンバーと議論を共有したかったので、出張の途中の金曜朝の便で日本に引き返し、土曜の夜の便でまた戻った。エコノミークラスで身体はきつかったが、その価値は十分にあった
②チーム全体のビジョンの共有に関して
  • ビジョンの検討においての各チーム共通のキーワードは”信頼“であったことは嬉しい限りであった。顧客からの信頼,上司部下・仲間との信頼,業者との信頼,広い意味で信頼関係を構築して会社発展に貢献したいとの思いは共通。
  • 今回の研修は、わが社にとって大きな一歩になると確信する。本研修がせめて3年前であったらと悔やんだ。
③全社シナジーの検討に関して
  • 今後わが社がグローバルに社会・産業のインフラを支える企業として発展していくためには、個々の技術、組織の独立した強さと共に、真に連携した機動力を発揮できる組織にならなければならない。少なくとも今回の研修で連携のための繋がりの強化はできた
  • 事業拡大を図る為には新規事業の開拓も必要だが、他部門とのシナジーによる相乗作用による案件の創出が最も効果的で一番期待できる
このように、このプログラムは非常に高い評価を受け、全ての経営幹部が受講するまで3年に渡り、継続して実施されました。