プログラム5.技術と社会の「未来予測」

未来予測の必要性

人工知能(AI)やロボット、また自動運転や電気自動車、といった新しい技術は、今後、情報通信業界はもとより、自動車・化学・機械といった製造業、 また小売業などのサービス業、医療やエネルギーといった幅広い業界を、そして社会を、根本的に変えていきます。
これら業界の15年後の姿は、今とは全く異なった姿になるはずです。


想像以上の速さで変化する未来の中で勝ち残るためには、これからの技術の大きなトレンドを、まずは理解し、そして自社へのインパクトをイメージし、新しい戦略に転換していかなければなりません。

 

こうした技術が未来をどう変えていくか、自社のビジネスにどんなインパクトが与えるかを検討し、今後の新しい戦略の方向について考えていくためには、これから起こるであろう技術の変化とさまざまな産業へのインパクトを「全体像」を持って理解する必要があります。

 

「未来予測」は、そのための方法です。

 

 

 

未来予測の内容

以下に示す、日経ビジネススクールで提供しているコンテンツを基本としておりますが、お客様のニーズに応じて、内容は適宜カスタマイズします。

 

テーマを絞った1時間程の講演から、演習を含めた終日のプログラムまで、用意しております。

 

▼1 「断絶」の未来 : 今までの「常識」は通用しなくなる

平成の初頭、日本は世界で最も豊かな国として発展していました。しかし「平成の眠り」にまどろんでいる間に、日本は世界からどんどん取り残されて来ました。今までの「成功体験」も、これからは通用しません。昭和・平成までの「常識」を捨て、これからの「新しい現実」に向かい合うことこそ、未来に生き残る鍵となります。

(1)「平成の眠り」の間に、大きく変化した世界
(2)過去の「常識」を捨て、未来を直視せよ

▼2 人口動態と次の成長国 : 巨大な市場が誕生する

未来の変化をドライブする大きな変数が「人口動態」です。明治以来150年間、急増してきた日本の人口はこれから急激に減少します。その一方で、アジアの人口増加は豊かな中間層を育て、巨大な市場を生み出していきます。

(1)日本社会は人口の逆回転に耐えられるか
(2)アジアに登場する巨大で豊かな市場

▼3 デジタルのインパクト : すべてを破壊する原動力

既存の産業や社会を変化させてきた「破壊的技術」は、今までも多数登場してきました。現在の破壊的技術とは、10年で1000倍という「指数関数的なスピード」で進化する「デジタル」です。産業と社会を変化させる、デジタルの破壊力をまず理解しましょう。

(1)既存産業を破壊し、
  そして新たな世界を拓く「破壊的技術」

(2)人工知能とその破壊力

▼4 荒波の中の流通業 : 新興企業の破壊力

情報技術は現在、流通業・小売業を大きく変えつつあります。流通業、および関連する金融業で、今まさに起こっている破壊と創造を見てみましょう。

(1)全てを飲み込むアマゾン
(2)融合するフィンテック
(3)21世紀の消費生活

▼5 モノづくりの未来 : 日本の強みがなくなる

日本の「モノづくり」の強みはアナログの擦り合わせにあります。デジタル化と共に、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、存在感を失いました。今後のICTの進化に伴い、一般製造業や化学・素材産業にも押し寄せる、破壊の波を見てみましょう。

(1)デジタル化で沈没した「電子立国日本」
(2)製造プロセスが根本的に変わる
(3)素材産業に迫り来る破壊

▼6 エネルギーの未来 : 無料となるエネルギー

20世紀とは「石油の世紀」でもありました。しかし、21世紀のエネルギーの主役は、破壊的技術である自然エネルギーに交代します。文明と産業を支える資源とエネルギーが、どう変わるかを見てみましょう。

(1)「石油の世紀」が終わる
(2)主役となる自然エネルギー
(3)エネルギーを無料で無限に使える時代は目前

▼7 自動車産業の未来 : 日本最大の産業が消える

自動車産業にも、破壊の波が押し寄せています。CASE、つまり電動化・自動化・共有化・連携化という大きな波が、自動車産業、そしてモビリティの世界をどう変えていくのか見てみましょう。

(1)ようやく本命となった電気自動車
(2)自動運転と共有化が当然の世界に
(3)無料のモビリティが社会を変える

▼8 デジタル化する生命 : 100年ライフが当然に

遺伝子高速解読や精密治療、また遺伝子編集といった新技術の登場に伴い、現在の医療は大きく変革しつつあります。これら新技術が医療や人類をどう変えていくのか、その先端を見てみましょう。

(1)個別化医療というパラダイムシフト
(2)解読され、編集される生命
(3)機械と繋がる身体

▼9 これからの主要産業 : 豊かな未来をつくる新産業

農耕革命と共に農業が、産業革命と共に製造業が、主要産業として登場してきました。現在起きている「知識革命」に伴い、農業や製造業に変わる、どんな産業が台頭・成長するかを俯瞰してみます。

(1)「創造力産業」が次の主要産業となる
(2)物欲・所有欲は消え、「自己実現」が価値を生む
(3)地球を守る産業こそが新たな価値を生む

▼10 これからの組織と社会 : デジタル化する組織と社会

デジタル化に伴い、組織や社会の動き方も変わっていきます。昭和を引きずった日本企業の働き方も、大変革しなければいけません。
ここでは米国や中国で登場しつつある、デジタルの上に浮かんで動くような、企業や社会の新しいカタチについて解説します。

(1)新たに登場してきた競合企業
(2)デジタルで進化する組織、正しい「働き方改革」
(3)新たに登場しつつある文明形態

▼11 変化に対応するための戦略転換 : 破壊と創造を続ける者のみ生き残る

否応なしに押し寄せる「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。すべての企業は、この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造しなければいけません。そのための戦略転換をどのように進めればよいのか、その方法論を説明し、講師と参加者で対話を進めていきます。

(1)変化を直視する
(2)過去の成功を捨て、創造領域を定める
(3)新たなチャレンジを始める