特長 5)確実に成果を出す、実績のある方法論

米国で成功したワークアウトを、日本企業向けにアレンジ

「ワークアウト」は米国のGE社が、1980年代に開発に着手し、1990年代に体系化されました。
この手法は、すでにさまざまな書籍として、紹介されています。

 

私は、GE的の作成した米国式ワークアウトのアプローチを元にしながら、日本企業にとって使いやすく、また有効なものとすべく、開発を続けてきました。

たとえば、以下の様な改善により、日本企業によりフィットするようにしています。

  • 部門長のトップダウンが強い米国企業でのワークアウトは、部門長のコミットメントを非常に重視します。しかし、部門長のトップダウンがそれほど効かない日本企業の組織を動かすには、キーメンバーが部門長の志(ビジョン)を正しく理解し共有することが、有効です。
    このため、私ののワークアウトでは、チームとしてのベクトルの共通化を、重視します。
  • 一般的に経営リテラシーの高い(逆に現場を知らない)米国企業ミドルと異なり、日本企業のミドルは現場に精通しているものの、経営リテラシーの低い方がほとんどというのが現実で、そのままでは戦略の議論ができないまま終わってしまいます。
    このため、私ののワークアウトでは、議論の最初にファイブ・フォース分析やバリューチェーン分析といった、初歩的な戦略ツールを活用します。
    このように入口で議論を整理することにより、混乱せずに戦略の議論に入って行くことができます。

 

ドラッカー博士の方法論が起点

 現代経営学の創始者であり、「マネジメント」という概念を作った、ピーター・フェルディナンド・ドラッカー博士は、国内でも広く知られて尊敬されています。

 

ドラッカーの言葉は、コンサルティングの経験が長くなるにつれて、より深みと凄みを増して感じられるようになります。

私のプログラムは、このドラッカーの方法論をベースに設計しています。なかでも、

 

 ① 「5つの質問」に基づくステップ

 ② 「強み」「顧客」へのフォーカス

 ③ 「イノベーション」「マーケティング」

 

の3つの要素は、ワーウアウトの中にしっかりと組み込んでいます。

 

①「5つの質問」に沿った戦略策定

ドラッカーは、その著書『経営者に贈る5つの質問』の中で、経営を実践するには、以下の最も重要な5つの質問を常に問いかけるべき、と述べています。その質問とは、

 

 1.WHY  「われわれのミッションとは何か」 〜ミッション

 2.WHO  「われわれの顧客は誰か」 〜ターゲット顧客

 3.WHAT  「顧客にとっての価値は何か」 〜提供価値(UVP:Unique Value Proposition)

 4.WHERE  「われわれにとっての成果は何か」 〜ビジョン/ゴール

 5.HOW     「われわれの計画は何か」 〜経営計画・実行計画

 

というものです。(弊社にて用語等追加)

これらシンプルな質問こそが、経営戦略と実行について押えるべき基本です。 

弊社のワークショップでは、このドラッカーの質問に順次答えていく形で、次第に戦略を明確に浮かび上がらせていき、一貫したストーリーの元に、最終的な実行計画まで具体化していきます。

 

②「強み」と「顧客」へのフォーカス

ドラッカーは、その著書『経営者の條件』の中で「成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心に据えてはならないことを知っている。成果を上げるには、利用できるかぎりの強み、すなわち同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、を使わなければならない。強みこそが機会である。強みを生かすことが、組織の特有の目的である」と述べています。

この言葉は個人の成長に関するものですが、企業という組織についても全く同じことが言えます。

 

またドラッカーは、『現代の経営』の中で「事業の目的として有効な定義はただ一つである。それは、顧客を創造することである」述べています。そして、『マネジメント』の中で「企業とは何かを決めるのは顧客である」また「顧客こそ企業の基盤であり、企業を存続させる」と述べています。

 

この2つの言葉こそが、ドラッカーの最も有名な言葉かもしれません。

 

弊社のワークアウトでは、内部資源である企業の「強み」に着目し、外部環境である「顧客」に対し、いかに独自の提供価値(UVP:Unique Value Proposition)を設計すべきか徹底的に検討し、企業を持続的に存続・成長させる戦略を策定します。

 

③「イノベーション」と「マーケティング」の重視

ドラッカーは、その著書『マネジメント』の中で、「企業の基本的な機能は、イノベーションとマーケティングとである」と述べています。

そして、イノベーションを「今までとは違った経済的満足を与えることである」と定義し、マーケティングを「顧客をよく知って理解し、製品サービスが『顧客にぴたりと合って』ひとりでに売れてしまうようにし、販売を不要にしてしまうことである」と定義しています。

 

弊社のワークアウトでは、顧客に対する独自の価値提供(UVP)を検討する中で、顧客の本質的なニーズを理解し、いかに従来とは異なった価値を創りあげていくかを、特に重視します。

まさに、イノベーションとマーケティングこそが、戦略を作る最大のポイントだと考えています。

 

 

「検討ステップ」と「分析フレームワーク」を活用した議論の整理

ワークアウトは、お客さまの社内だけで進めようとすると、なかなかうまくいかないのが現実です。

 

なぜなら、ワークアウトを進めるには、議論を整理し、戦略に必要な示唆をまとめるというスキルが必要だからです。

このスキルがないと、議論が散漫なまま終わったり、議論しても結局は”偉い人”が言ったことが結論になったりします。これでは、ワークアウトをわざわざ開く意義はありません。

 

弊社のワークアウトでは、「フレームワーク」を活用して論点を整理しつつ、また新しい発想を生み出す「創造的ファシリテーション」を活用しながら、検討を有意義に進め、品質の高い結論を産み出します。

 

議論を効率化する「フレームワーク」の活用

 

弊社のワークアウトでは、議論を整理するために、各ステップにて「戦略フレームワーク」を活用します。

たとえば、戦略分析のステップでは、バリューチェーン、ファイブ・フォース、競争戦略分析、事業ポートフォリオといった、定番のフレームワークを使います。

これら戦略フレームワークを使って議論を整理することで、納得間の高い合理的な戦略を、スムーズに作っていきます。

 

「クリエイティブ・ファシリテーション」による新たなアイデアの創造

戦略は、正しい方向性を示して「こちらに進むべき」と言うだけでは終わりません。正しい方向を導き出すのは、出発点に過ぎません。

戦略を実現するには、新しい解決策を編み出し、今までやっていなかった行動に挑戦することです。


新しい解決策を産み、新しい行動にチャレンじするには、仲間のアイデアを上手に引き出し、意見の対立から新たな解決策を生み出し、”あたりまえ”と見過ごしていた大事なことから新たな視点を見出す。「クリエイティブなファシリテーション」が必要です。

ところが、自分たちだけで戦略検討をした場合、どうしても一番知識や経験を持った人が議論を支配してしまいがちです。それでは過去の延長線上を超える結論やアイデアは、なかなか生まれません。新しいアイデアを生み出すには、第三者が入ることがとても役に立ちます。